安心してご依頼いただける「安定経営」の企業です
経営指針1.「いつもある」 存続は最大の顧客サービス
私たちは平成に入って以後、指導者の下、まず「健全経営」を目指し、その後「安定経営」へのステップアップを目指して進んでまいりました。思えば「どんな状況でも存続できる会社づくり」が、その根幹に在りました。
主軸の建設業とあわせ、首都圏にて不動産開発事業を展開し、安定した収益を確保することで財務内容の健全化を目指し、これを実現しました。
手元の資金も潤沢にするよう努め、現在では「実質無借金経営」を十年以上続けられるに至ります。
これは、お客様をはじめとして、会社で働く皆さん、お取引きいただく皆様に「安心して関係を持っていただく」ための施策です。
おかげさまで一定以上の成果を挙げ、取引先金融機関の皆様からも高い評価をいただくなど、安定企業として位置付けていただいております。
弊社の「企業理念」「経営方針」「経営指針」「行動指針」の中、「経営指針」の「1」として「いつもある」:存続は最大の顧客サービス」としています。
「存続が最大の顧客サービス」と掲げる所以ですが、
過去に同業他社が建設不況を経て次々と姿を消していく中、経年による建物維持管理を必要とした場面で、当時新築建物の施工を請け負った建設会社が既にこの世から存在を無くし、建物オーナー様が「誰に相談すれば良いのか」とお困りであったり、あるいは建設会社の責任に帰する不具合が見つかった時、そこから補償を受けることも出来ずに途方に暮れる「可哀想なお姿」を見てまいりました。建設業において、建物等をお客様に引き渡したら「それで終わり」ではありません。お渡しした後もその建物が在る限り、建設会社も引き続き存在し「責任をもって関わり続けて行くべき」と考えています。
これらのことも含め「企業として存続することが最大の顧客サービス」と考えるものです。
民間工事では、完成引渡し後にも「お客様のパートナー」として寄り添います。建物の命は長く、一緒に維持管理を続け、建替えの時期が来たら、また依頼していただける。そんな関係性を理想としています。
数十年にも渉り、世代を超えてお付き合いをさせていただくことにこそ、建設会社としてのロマンを感じます。
なお、公共工事は、信頼を失えば事業を続けることが困難となり、地域貢献の機会が失われます。民間工事への影響も出ます。
そのため、品質の確保は当然のこととなり、高い技術が求められます。
これらはすべて役職員一人一人の「胸を張れる仕事」から生れています。
「お客様の期待」と「役職員の努力」に応えられる会社として健全経営を続けることで「安心してご依頼いただける企業」であり続けます。
そして「プライドのある会社」として「ファン」を増やしていけるよう、これからも心を一つに進んでまいります。